Sybase 12.7 Home Theater System User Manual


 
6 パフォーマンスのモニタリングとチューニング
パフォーマンス&チューニング・ガイド 175
FLWait
(FLMutexWaits)
20% 以下
> 20%
dbspace の設定を確認する。
データベース領域が不足しかかっ
ていないか?
DISK_STRIPING ON になってい
るか?
sp_iqcheckdb 15% を超える断
片化をレポートしていないか?
HTWait
(BmapHTNum
Waits)
MemWts
(MemNtimesWa
ited)
(PFMgrCondVar
Waits)
10% 以下
> 10%
Sybase 製品の保守契約を結んで
いるサポート・センタに問い合わ
せる。
CPU time
( デバッグ・
レポートでは
CPU Sys
SecondsCPU
Total Seconds)
CPU Sys Seconds < 20% CPU Sys Seconds > 20%
CPU Total Seconds も低い使
用率を示しており、システム
がビジー状態になるだけの
ジョブがある場合は、キャッ
シュがスラッシングしてい
るか、並列度が失われている
と考えられる。
-iqgovern を調整し、実行できる同
時クエリの合計数を減らす。
キャッシュ・レポートでヒット率
I/O 率を調べて、キャッシュがス
ラッシングしていないかどうかを
確認する。また、cache_by_type (
たはデバッグ ) レポートでハッ
シュ・オブジェクトのヒット率を
調べて、ハッシュ・オブジェクト
がスラッシングしていないかどう
かを確認する: ヒット率が <90%
I/O (Writes) が高くないか?
試行された並列処理をクエリ・プ
ランで確認する。十分なスレッド
が使用可能だったか?
システムに大量の CPU が搭載され
ているか? マルチプレックス構成
などの対策が必要な場合もある。
InUse%
(Buffers in use)
起動時以外は 100% かそれに
近い値
100% 未満 バッファ・キャッシュが大きすぎ
る可能性がある。
-iqmc -iqtc を調整し、メインと
テンポラリのキャッシュ・サイズ
のバランスをとり直してみる。
統計 正常な動作 調整が必要な動作 推奨される対応策