Sybase 12.7 Home Theater System User Manual


 
5 システム・リソースの管理
パフォーマンス&チューニング・ガイド 131
非マルチプレックス・
データベースのトランザ
クション・ログのトラン
ケーション
–m サーバ起動スイッチを使用して、非マルチプレックス・データベースのト
ランザクション・ログをトランケートします。–m サーバ起動スイッチを永続
的に設定したままにすることはおすすめしません。このスイッチは、トランザ
クション・ログのトランケーションのために Sybase IQ を起動するときだけ使
用してください。これをどのように行うかは DBA 次第ですが、次に示す手順
を参考にしてください。
非マルチプレックス・データベースのトランザクション・ログをトランケート
するには
1 サーバ・スイッチ .cfg ファイルのコピーを作成し、ログのトランケーショ
ン設定用のファイルであることを示す名前を付けます。このファイルを編
集し、 –m スイッチを追加します。
2 .db ファイルおよび .log ファイルのコピー作成を含めて、完全なバックアッ
プ手順を実行します。
3 Sybase IQ を停止します。iq.msg ファイルに ‘CloseDatabase’ が書き込まれ
たことを確認します。
4 –m オプションが含まれる設定ファイルを使って Sybase IQ を再起動しま
す。この時点では、ユーザ・アクセスやトランザクションを許可しない
でください。
5 Sybase IQ を停止し、–m オプションが設定されていない設定ファイルを
使って再起動します。
マルチプレックス・
データベースのトラ
ンザクション・ログ
のトランケーション
マルチプレックス・データベースのトランザクション・ログをトランケート
するには
1 書き込みサーバのデータベースをバックアップしていない場合は、バック
アップします。
2 書き込みサーバで、次のように DELETE_OLD_LOGS オプションを設定
します。
SET OPTION Public.Delete_Old_Logs=’On’
3 書き込みサーバの dbremote を停止し、-x コマンド・ライン・スイッチを
指定して再起動します ( そのために、書き込みサーバのデータベース・
ディレクトリにある start_dbremote.bat スクリプトの特別バージョンを作
成します )。これにより、書き込みサーバでログがトランケートされます。
次に例を示します。
cd ¥Server01¥mpxdb¥cmd /c
start dbremote -q -v -x -o
"d:¥Server01¥mpxdb¥dbremote.log" -c
"uid=DBA;pwd=SQL;eng=Server01;dbf=