パフォーマンス&チューニング・ガイド 147
第 6 章 パフォーマンスのモニタリングと
チューニング
この章について
この章では、Sybase IQ のパフォーマンスのモニタリングに使用するツー
ルについて説明します。これらのツールを使用して、使用可能なリソース
をシステムが最大限に利用しているかどうかを確認します。Sybase IQ で
のメモリ、処理スレッド、ディスクの使用方法について、およびリソース
の使用を制御するための設定オプションについては、「第 5 章 システム・
リソースの管理」を参照してください。また、ここに記載した以外のチュー
ニング上のヒントについては、このマニュアルの他の章にある、パフォー
マンスの影響とチューニングについての項を参照してください。
内容
Sybase IQ 環境の表示
Sybase IQ のパフォーマンスをチューニングする最初の手順は、環境を調
べることです。これは以下の方法で行うことができます。
• システム・モニタリング・ツールを使用します ( システムとサイトご
とに、異なるツールが適切な場所に存在します )。
• Sybase IQ についての情報を表示するいずれかのストアド・プロシー
ジャを使用します。詳細については、次の項を参照してください。
• インデックス・タイプが適切かどうかを確認します。インデックス・
タイプの選択の詳細については、『Sybase IQ システム管理ガイド』の
「第 6 章 Sybase IQ インデックスの使用」を参照してください。
• 画面に表示される情報のうち、挿入通知メッセージと削除通知メッ
セージを調べます。これらのメッセージの詳細については、『Sybase
IQ システム管理ガイド』の「第 7 章 データベースへのデータの入出
力」を参照してください。
トピック名 ページ
「Sybase IQ 環境の表示」
147
「バッファ・キャッシュのモニタリング」
157
「バッファ・キャッシュの構造」
169
「バッファ・マネージャのスラッシングの回避」
169
「バッファ・キャッシュ・モニタリング・チェックリスト」
173
「CPU 使用率をモニタリングするシステム・ユーティリティ」
176