Mackie SRM350 V2 Speaker User Manual


 
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AC電源について
まず、SRM350 v2 を接続するコンセントが、ご使用のモデ
ルに適した電圧を供給することをご確認ください。電圧が特
定されたライン電圧の 97 パーセントに満たない場合、内蔵
アンプは定格パワーを供給することはできません(定格ライ
ン電圧の 75 パーセントでも作動し続けますが、フルパワー
には到達せず、結果的にヘッドルームが小さくなります)
サウンドのピークがクリップを生じるような最大 SPL
状況下では、SRM350 v2120V モデル)は平均 2.5 アンペア
を消費します(230V モデルでは 1.3 アンペア)。通常での電
力消費は 1 アンペア以下です。
堅実で力強い AC 電源の供給が望まれます。アンプは AC
ラインに高い電力を要求します。ラインに有効な電力が多い
ほどスピーカーの音量も大きくなり、ピーク出力が増大して
クリーンで迫力のあるベースサウンドが得られます。 ベー
スサウンドが貧弱である場合、原因の多くはアンプに供給さ
れる電力の弱さにあると言えるでしょう。
AC 電源の供給
米国においては、家庭やクラブに見られるコンセントの多
くは 240 VAC センタータップトランスの電力サービスを受
けています。AC 電源の 2 つの位相がセンタータップの両サ
イド(それぞれ 120V)に供給されています。
ステージで照明を使用する場合、照明の電源と、オーディ
オ機器の電源を分けて取るのがベストです。照明がオーディ
オに干渉することによって生じるノイズを抑える効果を期待
できます(特に SCR やディマーライトスイッチの使用時)
可能であるなら、イクイップメントのすべてを同じ電気回
路に接続してください。スピーカーからの耳障りなハムノイ
ズの要因となるグラウンドループの危険を回避するのに役立
ちます。
テープデッキ、ミキサー、エフェクトプロセッサー、CD
プレイヤーなどの低電力デバイスは SRM350 v2 と同じコン
セントに接続するべきです。以下の図に示すように、ヒュー
ズ内蔵の電源タップを使用します。デバイスの電力消費の合
計がコンセントと電源タップの許容量を超えないように注意
してください。
熱に関する注意
SRM350 v2 内部のアンプは、大きなヒー
トシンクによって冷却されています。
効率的な冷却のため、SRM350 v2 の背
後に少なくとも 15 センチ程度の空間を
保つことが重要です。
部屋の温度が高い場合、稀にアンプがオーバーヒートする
ことがあります。そのような場合、ヒートシンクに向けてファ
ンを当て、フィンを通る空気の循環を良くしてください。
使用中はレベルの上げ過ぎに注意してください。リアパネ
ルの
LIMIT
インジケーターが頻繁に点滅したり点灯し続けた
りする場合には、アンプや隣人がオーバーヒートしないよう
に、
LEVEL
コントロールを少し下げてください!
アンプがオーバーヒートし始めると内蔵の監視システムが
作動します。 アンプの温度が下がって適切な操作温度に戻
るまで、インプットシグナルのレベルが抑制されます。
120V
120V
240V
240V