Peavey PR 15 D Stereo Amplifier User Manual


 
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AC 電源をPR
®
15Dに接続
PR 15D には 8フィートIEC 接続AC 電源コードがついています。このパワードスピーカーに延長コードやケーブルタップを使用す
る場合は、品質がよく、PR 15Dの安全を守り、出力を最大にするのに十分な電流容量があるか確認してください。PR 15D
を接続した同じ延長コードに他のデバイスを接続しないでください。
永久設置に関する注意事項
PR 15D を設置するときは、AC 電源を使用しますが、すべてのAC 配線が規定・規制を順守しているかどうか、資格ある
技術者に確認を依頼してください。また、アンプモジュール (2) に接続された IEC 電源コードを引き抜いたり緩んだりする
ことのないよう、キャビネットにケーブルクリップを正しく取り付け、電源コードの歪みを緩和することをおすすめします。
PR 15D とサブウーファーの使用
内蔵ポールアダプタでは、Peavey SP Subcompact 18X とその付属ポール、Peavey パーツ #00326540、を併用できま
す。
使用するポールは長さ36-3/16"、公称径1-3/8"です。
信号を PR 15D に接続
信号をPR 15D に入力する方法はさまざまです。
一次入力 (5) は、平衡マイクまたはラインレベル入力であり、1/4" フォンプラグ、標準シングルエンド (ティップスリーブ)
ラグか平衡 TRS (リングティップスリーブ) タイププラグ、あるいはオス XLR プラグを使用できます。また、2つのラインレベル非
平衡1/4" フォンジャックがあり、これは一次入力と組み合わせて使用できます。
本体がONで、Volume を上げたときは、ケーブルをジャックに接続しないでください。
標準シングルエンド 1/4" フォンプラグを備えるケーブルは十分使えますし、一次入力 (5) の平衡入力回路は一定の干
渉を防ぎますが、平衡TRS 1/4" フォンプラグまたは XLR プラグを使用する平衡ケーブルは、干渉除去とパフォーマンスに
優れています。干渉問題の解決が難しい場合、グランドリフトスイッチ (4) を使うだけで、PR 15D 端部で平衡ケーブルの
シールドグランドをリフトすると有効なことがあります。入力の変化はよくチェックし、ケーブルの接続、遮断前には常にボリュ
ームコントロールを下げてください。
PR 15D には、品質のよいプレミアムケーブルを使うことをおすすめします。このようなケーブルは通常、シールドと素材がよ
く、信頼性が長期間保たれます。通常、PR 15D への入力には緩みを持たせておくといいでしょう。また、スタンドマウント
のときは、ケーブルをテープで留めるか、ケーブルガードに通すことで、転倒やPR 15D の引き倒しを防ぎます。
ボリュームコントロールの調節
PR 15D は、さまざまな用途に使用できるようにボリュームコントロールを備えています。ボリュームコントロールを時計回りに
フルに回すと、ゲインは最大になり、入力感度は定格フル出力で 0.375 V RMS になります。PR 15D をミキサーから駆動
するときは、ボリュームコントロールを半分の位置まで回して入力感度を下げると効果的です。これによりPR 15D は一般
的なパワーアンプにより密接に対応します。
ミキシングボードがその出力信号のクリッピングを示す場合、PR 15P のすべてのパワーがクリーンに生かされてはいません。
信号をPR 15D に届く前にクリップするのは最適ではありません。ミキサー出力レベルを下げ、PR 15Dのボリュームコントロ
ールを上げます。
PR 15D のアンプは DDT
LED インジケータを備え、DDT
がオンになったことを表示します。サウンドのコンプレッションが
強すぎると思われる場合は、このインジケータをチェックし、通常よりも頻繁に赤色に点滅している場合は、ミキサーからのド
ライバレベル (またはPR 15Dのボリュームコントロール) を下げる必要があります。
最初にサウンドシステムをオンにしたとき、まずアップストリームの電気系をすべてオンにし、次にPR
®
15P のボリュームコント
ロールを反時計回りにフルに (最後まで) 回します。はじめにミキサー出力レベルコントロールを最小にした状態でレベルを
チェックし、ゆっくり上げていきます。そのとき、PR 15D ボリュームコントロールを必要な設定にします (最初は半分上げるこ
とをおすすめします)